hiro08gh

ソフトウェアに関すること

AnsibleでVPSのサーバーにアクセスする

今回の記事は前回の続きです。UbuntuにAnsibleをインストールしたところから始まります。
前回の記事
code-log.hatenablog.com

今回やることリスト

  • Vultrで対象サーバーの準備
  • sshで接続確認
  • ssh-id-copyで公開鍵認証
  • ansibleで接続確認

注意 今回テストで作るサーバーはセキュリティがまったく考慮されていません。実際にプログラムコードを動かす場合は、十分なセキュリティを確保してアプリを公開してください。

検証環境

ubuntu 18.04 LTS

ansibleの検証環境

今回は海外の格安VPSvultr」を使って実際の環境を使ってプロビジョニングしていきます。日本のリージョンでも月に3.5$で使えて、非常に重宝しています。

sshでの接続

ローカルからsshで接続テスト

$ ssh root@your_ip

ssh-id-copy

sshで対象のサーバーにアクセスできることが確認できました。ですが、このままではansibleでプロビジョニングすることができません。なので、ssh-id-copyを使って、公開鍵認証します。

$ ssh-id-copy user@your_ip

こちらの記事も参照してください。
code-log.hatenablog.com
code-log.hatenablog.com

Ansibleで接続確認テスト

Ansibleを実行するためのディレクトリ作成

$ mkdir ansible
$ mkdir inventory
$ touch hosts

hostsに対象ホストのIPアドレスを追記します。そのときユーザーを指定します。

your_ip ansible_ssh_user=root

そして対象サーバーに接続可能か確認。SUCCESSという文字が出てれば成功しています。

$ ansible all -m ping -i inventory/hosts
your_ip | SUCCESS => {
    "changed": false, 
    "ping": "pong"
}