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FYI

正式リリースして新しくなった「Boost Note」を紹介する

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こんにちはかみむらです。普段はソースコードをベースとした、技術記事を書いています。今回はエンジニア向けのノートアプリ「Boost Note」(旧名Boostnore)が3年越しに正式リリースしたので使ってみました。ちなみに私は一年ほど使っていました。


公式サイトはこちら
https://boostnote.io/

また、Boost Noteはオープンソースで開発されていることも大きな特徴です。技術スタックはReact + TypeScript + Electronで構成されています。もし、Reactを学んでるエンジニアであれば、GitHubリポジトリを眺めるだけでも勉強になるかもしれません。

github.com

以前のBoost Noteと変わったこと

私は正式リリース前のバージョンを使っていました。Boost Noteは正式リリースして、大きく2つの変更点がありました。

1、ブラウザで使えるようになった
2,クラウドでノートを保存できるようになった

1、ブラウザで使えるようになった

いままではネイティブ版のアプリしかありませんでした。しかし、ブラウザで使えるようになってさらに便利になりました。トップページのOPEN IN BROWSERをクリックすると、ブラウザでBoost Noteを開くことができます。

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こちらがブラウザ版Boost Noteの画面です。ネイティブ版と比べて大きな違いはありませんが、環境によって若干フォントの相違があります。

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2、クラウドでノートを保存できるようになった

以前はローカルのストレージ + Dropboxの連携で、ノートの情報を保存していました。現在ではクラウドローカルの2つを選ぶことができます。クラウドで使う場合はアカウントの作成が必要です。アカウントの作成にはGitHubの認証メールアドレスの認証に対応しています。

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クラウド化するにあたって、有料プランが登場したみたいです。ブログの執筆時点(2020/1/8)では、ベーシックプランプレミアムプランの2つがあります。

ベーシックプランは無料で、クラウドストレージが100MB使えるそうです。そして、プレミアムプランは月に3ドルで、2GBのクラウドストレージが使えます。特に長期で使うことを考えてる人や、多くのメモを取りたい人はプレミアムプランがおすすめです。

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https://boostnote.io/の料金プランから参照

Boost Noteの特徴

Boost Noteでは、エンジニアが使いやすくなる機能がたくさんあります。

豊富なカラースキーム

Boost Noteのカラースキームは現時点で63種類あります。その中ではMonokaiやSolarizedなど、エンジニアにとっておなじみのカラースキームもあります。

Monokaiの美しいコードハイライト

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Solarized-darkのコードハイライト

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私は愛用してるエディターでGruvbox-darkを使っているので、Boost Noteも合わせてみました。

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選べるキーマップ

もし、Vimを使ってるエンジニアならVimのキーマップを使いたいでしょう。Boost NoteではVimEmacsのキーマップを使えます。

設定 > Editorからエディターマップを設定します。

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そのほかにも変更できる設定として、スペースとタブの切り替えや、フォントサイズの変更など多くのオプションがあります。

ノートをフォルダ単位で分類

Boost Noteで便利なのは、ノートをフォルダ単位で管理できることです。ノートを一つのフォルダにまとめることによって、整理しやすくなります。

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また、フォルダを入れ子にして管理することもできます。

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ノートを新しく作成するときにキーマップを使うと便利です。MacではCommand(⌘) + nWindowsまたはLinuxでは Ctrl + nでノート作成を作成できます。キーマップを上手く使うことによって、効率化できます。

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ノートにはタグをつけることができます。これで、ノートの検索がしやすくなり、目的のノートを見つけやすくなります。

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最後に

今回はBoost Noteを紹介しました。今後はモバイルアプリのリリースもあるみたいなので、よりプログラマが使いやすいツールになると思います。Boost Noteの今後のリリースに注目です。